投資ってどこから始まるの?基礎知識や歴史・メリット・デメリットについて

FINANCIAL CHECK 投資

投資ってどこから始まるの?基礎知識や歴史・メリット・デメリットについて

自己投資・将来への投資・小額投資……。
「投資」という単語には様々な意味があり、一口にくくることはできません。

もちろん、本来の意味は「自分の将来の資産を増やすため」の行為なのですが、具体的に何を・どこまでを投資ととらえるのかは個人差があります。
今回は、金融というジャンルに絞り、投資の基礎知識や歴史・メリット・デメリットなどをご紹介します。

金融における投資とは

まず、金融における投資の意味についてですが、この場合は「何らかの利益を得る目的で事業等に資金を提供すること」を意味します。
広く一般的に使われている投資という言葉は、将来の利益のために金銭を投入する意味合いで用いられており、例えば「子供の将来のため投資する」といった表現が一般的です。

「チューリップバブル」をご存じですか?

投資の対象は、必ずしも金にちなんだものばかりとは限りません。
その時代・その場所において、希少価値があるものであれば、何でも投資対象となる可能性を秘めています。

世界最古のバブルと言われているのが「チューリップバブル」です。
16世紀のこと、オスマン帝国(現在のトルコ)からウィーンに、それまでヨーロッパにはなかった「チューリップ」という花の球根・種子がやって来ると、やがてネーデルラント連邦共和国(現在のオランダ)で大人気となりました。

その後、チューリップはぜいたく品として品種も豊富となり、珍しい品種は家一軒が購入できるレベルの金額にまで跳ね上がりました。
やがてチューリップは先物取引化し、実物のやり取りがないのにお金だけが動く事態となり、とうとう1637年に価値は大暴落し、バブルは終わりました。

投資を必要とする場面

チューリップバブルの例から分かる通り、投資は「将来の利益を見越して価値あるものにお金を出す」行為です。
よって、現在保有しているお金を「もっと増やしたい」と考えるからこそ、株式・外貨・仮想通貨などの投資対象に、自分が今持っている資産を投資します。

進学・安定した老後の生活・交際や結婚の備えなど、人それぞれに理由はありますが、共通しているのは「目的を実現するためのお金」を「労働の対価」以外で手に入れようとしていることです。
金融に限って言えば、「不労所得」を得ようとする行為が「投資」と言い換えられるかもしれません。

投資を行うメリット

各種投資対象にお金を投資するメリットは、その内容によって「自分が持っているお金の価値が増える」かもしれない点です。
日本円と米ドルの関係で考えると、1ドル100円で取引されていたものが、ある日1ドル150円になったとすると、米ドルを保有していた人は日本円を保有していた人よりも、1ドルあたり50円得をします。

反対に、1ドル50円となれば、米ドルを保有していた人は日本円を保有していた人よりも、1ドルあたり50円損をします。
これは株価や仮想通貨などにも言えることで、購入時点以上に価値が上がれば、その分自分が得られる利益も多くなります。

投資に伴うデメリット

投資に伴うデメリットは、資産が増えることもあれば減ってしまうこともある点です。
株の銘柄で言えば「これは(資産価値が)上がる」と思って購入していたのに、結果的に購入時よりも価値が下がってしまい、結局損をしたケースが該当します。

価値が下がる原因は様々で、ある程度明確に理由が分かるものもありますが、理由を特定できないケースも珍しくありません。
「リターンにはリスクがつきもの」という考え方ができない人にとっては、投資は危険な選択肢に見えるかもしれません。

おわりに

投資する価値のあるものが見つかれば、そこには市場が生まれます。
保有することで将来利益の見込みが立つものは、本質的には何でも投資対象となる可能性を秘めています。

何で稼ぐかは人それぞれですが、日本にも有形・無形問わず金融商品は存在し、投資家として結果を出している人も見かけます。
まずは、自分が興味を持った投資対象について調べることが、投資を始めるための第一歩と言えるでしょう。

投資信託ならほったらかしで稼げる?基本や歴史・メリット・デメリットを正しく知ろう!

年金2,000万円問題など、今まで不安視されてこなかったものが、次第にあてにならなくなる時代がやってきました。
多くの人が、働く以外の方法で資産を増やすためにはどうすればよいか考えているものの、具体的にどうすべきかをイメージできないという声も多いようです。

そこで、投資のプロが自分の代わりに投資を行ってくれる「投資信託」が、ほったらかしで収入を得られると人気を集めています。
今回は、投資信託を始める人のために、基本情報や歴史・メリット・デメリットについてご紹介します。

投資信託とは

投資信託とは、多くの投資家から集めたお金を資金としてまとめ、投資・運用の専門家が債権や株式といった金融商品に投資・運用する構造の金融商品です。
このように説明すると難しく感じられますが、要は「大勢の人からお金を集めて、儲かりそうな商品に投資し、運用で出た利益を出資額に基づいて分配する」ことを言います。

専門家が投資に関わっているのは間違いありませんが、投資信託は元本(出資したお金)が保証されている金融商品ではないことに注意が必要です。
預けたお金が、預けた金額を下回ることも珍しくないのです。

投資信託は意外と歴史の古い金融商品

投資信託という単語は、何となく現代になってから流行ってきた金融商品というイメージがあるかもしれません。
しかし、実際にはとても歴史の古い商品です。

投資信託の概念が生まれたのは、産業革命によって投資の機会が増えたイギリスです。
当時、投資には莫大なお金がかかるため、一部の資本家以外は投資に参加することが難しい状況でした。

しかし、個人でも参加できるよう、多くの人々がお金を出し合い、投資の専門家に運用を依頼する「投資組合」という方法が考案されました。
これが、現代に通じる投資信託のはじまりです。

投資信託の始め方と選ぶ人の心理

投資信託を始める方法は、主に金融機関の窓口で商品説明を受けて投資する方法と、インターネット経由で商品を自分で選んで投資する方法です。
専門的な相談をしたいのであれば、窓口相談を選んだ方が確実ですが、その分手数料もかかります。
インターネット経由なら、最低限の知識は自分で仕入れなければならないものの、手数料は相対的に少なく、AIに投資を任せる方法も選べます。

投資信託を金融商品として選ぶ人の心理は、あえて乱暴に言えば「お金はそんなにないけど、勉強しないで楽して稼ぎたい」という表現で説明できます。

プロでも失敗する投資の世界で成果を挙げるには、きちんと金融商品を理解し運用できるだけの知識・経験を必要としますが、大半の社会人には勉強する暇などありません。
そこで、プロに頼んでほったらかしで資産を増やそうとする人・損するリスクを減らして確実に資産を増やしたい人などが、投資信託を選ぶものと推察されます。

投資信託のメリット

投資信託の最大のメリットは、小さな元手で投資を始められ、しかもプロがコーディネートしてくれる点です。
投資信託は複数の投資家からお金を集めるため、1点張りのようなハイリスクな買い方は行いませんから、リスク軽減にも役立ちます。

商品の内容によって、組み込まれる資産も多種多様な構成となっており、発展途上国に関連するリターンの高い商品もあります。
総じて投資のリスクが少ないという点において、投資信託は大きなメリットを有しています。

投資信託のデメリット

投資信託を選ぶ場合、損失を出す可能性もあることに注意しなければなりません。
自分が預けた金額を下回るケースは珍しくなく、投資・運用のプロに任せる以上、手数料も発生します。

そのようなコストを支払ってから、最終的に残った利益があなたのものになります。
この点を誤解しないよう注意が必要です。

おわりに

投資信託は、資産を持たざる者が静かに逆襲をかけるための方法の一つです。
コツコツと積み立てれば、確実に儲けを出すことも決して不可能ではありません。

その反面、プロの投資が100%利益をもたらしてくれるとも限りません。
確実性は高いものの、ある程度リスクがあることを覚悟して、商品の購入を考えましょう。

手堅いと言われる不動産投資。始めたいなら基本や歴史・メリット・デメリットを学ぼう

不動産投資と聞くと、専門家が行う難しい投資・収入が安定している手堅い投資というイメージを抱きがちです。
しかし、実際にはサラリーマンをはじめとする一般人オーナーは少なくなく、初心者レベルで新築マンション投資ができるサービスを提供する不動産投資会社もあります。

今回は、不動産投資を始めたい人が知っておくべき、不動産投資の基礎知識や歴史・メリット・デメリットについてご紹介します。

不動産投資はどんな投資?

不動産投資とは、人が居住するタイプの不動産・物件を購入し、それを第三者に貸し出して家賃収入を得るタイプの投資方法です。
分かりやすい表現としては「大家さん」のイメージが当てはまります。

学生街・オフィス街など、よく人が引っ越してくる地域のマンションを購入したり、特に人気の高いエリアにマンションを建てたりして、そこで暮らす人から家賃収入をもらいながら利益を出すイメージです。
主に、1室を貸し出すワンルーム投資と、集合住宅・戸建てを購入して貸し出す一棟買い投資とに分けられます。

不動産投資が始まった歴史

大家という概念から考えると、古くは江戸時代の長屋から不動産投資に近い商取引は行われていました。
長屋というのは、今でいうワンルームにキッチンなどが付いた集合住宅で、トイレ共用で銭湯通いというのが基本でした。

取引を始めたのは商人で、一般人の住居を建設して貸出し、月の家賃を徴収していました。
やがて明治時代には不動産に関する法律が明文化され、売主・買主を仲介する仲介業者が生まれたことで、時代を追うごとに変わる住宅事情に応じて不動産業も進化していきました。

それでも一般人にとっては、資金の問題から不動産と言えば「マイホーム」を意味する時代が長く続きました。
しかし、各人の生活が多様化する中で家を借りたいと考える人が増え、特に地方から都会に上京する人がマンションを借りるという選択肢を選ぶようになります。

また、マンション1戸あたりの単価が安くなるにつれ、個人向けにパッケージングされた物件を不動産投資会社が販売する傾向が強まり、REITのような不動産の投資信託も生まれました。
今後も、不動産投資に関する敷居は、次第に低くなっていくものと予想されます。

不動産投資の始め方・向き不向き

不動産投資を始める場合、不動産投資会社に連絡して物件を紹介してもらったり、不動産投資のセミナーを介して物件・管理会社等を紹介してもらったりする方法が一般的です。
インターネット経由で投資を始める人もいますが、中には自分で購入する物件を選ばなければならないサイトもあり、判断基準がない人にとっては難易度が高いと感じるケースもあるようです。

不動産投資は、短期で結果を出すタイプの投資方法ではなく、物件を購入した後で十数年にわたり家賃収入を得て元を回収するタイプの投資方法です。
不動産をキャッシュで購入できる人は少数派であり、多くの投資家が借金をして投資用物件を購入します。

長期にわたり家賃収入を得て、そのお金で借金を返しながら利益を確保するスタンスのため、時代の流れに応じて変わる法律・居住者の傾向・税金やお金の知識・各種メンテナンスにかかる費用の知識など、人間がマンション・アパートで生活するにあたって関係してくる全ての知識を頭に入れなければなりません。
勉強をこまめに行う・有能な不動産管理会社に依頼するなど、自分の努力や人の縁も収入に関係してくるため、一人でコツコツ投資したい人には向いていない反面、同じ大家仲間と一緒に関係を高め合おうとするスタンスの人にとっては適している投資です。

不動産投資のメリット

不動産投資は、不動産投資「だけ」で収入を得ようと考えるタイプの投資というよりは、人生の保険・副収入確保という目的で行った方が、メリットを享受できます。
例えば、不動産投資を行っていた夫もしくは妻が亡くなった場合を想定してみましょう。

投資用不動産をローンで購入した場合、団体信用生命保険という保険に加入します。
すると、もし購入者が死亡及び高度障害状態となってしまったら、残りのローンは全て清算され、それ以降のローンの支払いは不要になります。
よって、遺された家族は基本的に無支出で家賃収入が得られ、物件を売ってお金にすることもできるのです。

長年にわたり人が暮らしてくれれば、年金の心配をせずに暮らせるかもしれません。
また、現金と違い価値が増減するため、物件によっては相続税の金額も減らせます。
長期的に見てトクをするのが、不動産投資の特徴です。

不動産投資のデメリット

不動産と言えば、かつての「バブル」のような、悪いイメージを持っている人も多いと思います。
日本でも土地が高騰するバブル景気とその崩壊を経験していますが、どちらかというと不動産投資のデメリットは「家賃収入が滞る」ことに焦点が置かれます。

具体的には、自分の所有している物件に新しい人が入居しないままの「空室リスク」や、入居者が何らかの事情で家賃を払わない「家賃滞納リスク」などが挙げられます。
家賃保証会社との契約・サブリースなど、収入を減らさないための手法を知っておかなければ、ただただ管理費用が膨らんでいくおそれもあります。

収入が得られない可能性を想定し、早急に対策をイメージできないなら、不動産投資を始めるには早いかもしれません。

おわりに

不動産投資は、プロに任せる投資信託と違い、勉強しなければ安定的に稼ぐことは難しい分野です。
しかし、手に入れた知識は一生もので、物件の人気が続く限りは半永久的に家賃収入を得られます。

不動産投資だけで生活しようとすると、色々と無理をしなければならない可能性もありますが、副業的立ち位置であれば収入を大きく増やすことにつながります。
将来の保険の一つとして、不動産投資は十分検討する価値のある投資方法の一つです。

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